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「スプートニクの恋人」を読んだ夜  



村上春樹の本をぱらぱらめくっていたら、思い出しました。

2000年の夏、「スプートニクの恋人」を読んだ夜のこと。

新刊が出たのは1999年4月で、1年以上経ってました。


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Sabine Marzahn


2000年の夏は、上の娘が3歳、下の娘が1歳でした。


下の娘は生まれたときから、成長が遅い赤ちゃんでした。

首の座りも、寝返りも、お座りも。

でも、遅れが甚だしいわけではなかったので、検診でも様子見で。


ただ、上の娘の成長がまわりよりもとても早かったので、どうしても

比べてしまってものすごく心配していました。


やっと、何かにつかまって立ち始めたのがちょうど1歳。

伝い歩きを始めたのが1歳2ヶ月。


長かった、、、、上の娘は11ヶ月でもう一人歩きしてたから余計です。

筋肉が弱くて、脚も細くて、成長が遅いのが心配でイライラしちゃって楽しめず、

いつもいつも、早く歩かないかな、早く成長しないかな、と

子育てがとてもつらい時期でした。


子どもの成長以外に何も興味が持てず、本を読めない日々が続いて

スプートニクも読む気にならず、ずっと積んでおいたまま。


でもね、その日が来たんです。

今でもその瞬間のこと、部屋の光や空気までもありありと覚えています。

夏でした。娘はベージュのつなぎの半袖を着てました。


床についていた手を、ゆっくり離し、ひざを伸ばしてゆっくり本当にゆっくり

身体を持ち上げていき、立ったんです。何にもつかまらず、ひとりで。


その時、ニコッと娘は笑いました。

私はびっくりするやら感動するやらで、やったやった!と叫んでました。

ちょうど1歳6ヶ月になったところでした。


その日の夜、積んであったスプートニクを読みました。

安堵とともに、感謝とともに、読みながら、よかったなあと思ったこと

14年経っても覚えています。


だから、スプートニクは、私にとって、娘の成長を喜ぶ本です。

本の内容はあんまり覚えてないけれど、その日とスプートニクは

忘れないでずっとこころにあります。


今でも、娘の成長はゆっくりです。

子育ては親育てと言いますね。いまだに私は娘に教わりっぱなしなのです。




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読んで頂きありがとうございました。

暖かい日が続いた後の寒い雨の日、コーヒーがおいしかったです。

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