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いつもいつもがんばらなくてもいい  



久しぶりに実家の母と電話で話しました。

母は、去年の秋くらいからパーキンソン病のような症状が出て、身体や手がそれまでのように動かせなくなっています。父の病気に伴って、気分が落ち込み、一時期は認知症じゃないかと思うような症状にもなりました。

父の病気がはっきりがんだとわかるまで4ヶ月、相当不安だったようです。それでも、父の症状が末期ではなく、薬物と放射線治療をすると決まってからは、気持ちも落ち着いたようで明るくなってきました。

週に何回か、いろんな活動にも参加していて、私もほっと胸をなでおろしました。



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photo by Ratko Kaucic  ~life~



でも、昨日、母は、ストレスがあるというんです。

「絵手紙」の活動に行くのが気が重いらしいんですね。

絵筆を持つと手が震えてしょうがない、と。



でも、父は続けろと言うし、やめることができないらしいんです。

私は即座に、やめてもいいんじゃないかな、と言いました。

そんなにイヤなことを続ける必要あるかな。



母は、自分の気持ちを抑え込む人生を送ってきたように見えます。

女だということで大学に行くのを諦め、親から託された障害者の弟の面倒を見て、結婚してからは父である夫の言うように生き、自分の思いや考えを外に出さずに生きてきたように見えます。

親からも夫からもそして私たちこどもからも、いつもがんばることを期待され、それを裏切ることなく何十年も生きてきたんです。だから、イヤだと思ったり明らかにストレスだと感じていることでさえ、自分でやめることを選択できないのかもしれません。



いつもいつもがんばらなくてもいいよ。



社会で生きていくためには、がんばることが大切、必要、と私たちはこどもの頃から言われ続けます。学校で。お稽古で。塾で。家で。



1度始めたお稽古事をやめるなんてありえない!

部活も、ちゃんと最後まで続けなさい!

がんばっていい高校に入りなさい!

いい大学に入りなさい!

いい会社に入りなさい!

いい結婚をしなさい!

こどもを産みなさい!



いつまで続くのでしょうね。



がんばること、始めたらやめないこと、が美徳の社会にいるけれど、がんばるのはいつもいつもじゃなくてもいいかなと思います。

疲れたなと思ったら、なんか気分が上向かないな、と思ったら、がんばるのをやめて、自分がほんとうはどうしたいのか、家族を含め他の人の意向じゃなく、自分を大事にしてあげたらどうでしょう。

時には、「がんばる」を断捨離。

パワーが湧いてきて、またがんばろうという気持ちが自然と生まれるまでちょっと休憩しましょう。なんてことを昨日の母との会話で思ったりしてます。



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読んでいただきありがとうございました。

気づいたらあと1週間でゴールデンウイークなんですね!


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category: 雑記

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コメント

初めまして♪
1958年生まれです。

なんだか、自分に言われているように感じてしまいました。

一度始めたらやめない…それを良いことのように思い
頑張る自分が少し自慢?でもあったり

「がんばる」を時には断捨離。
ホント、そうですね。

URL | さぼてん #0/D5xSng
2015/04/17 18:07 | edit

Re: タイトルなし

さぼてんさん、はじめまして!
コメントありがとうございます!!うれしいです。

がんばる自分を自慢にしていいと思います!
どんどん褒めていくの大切だと思います!

でも、ちょっと無理してるんじゃないかなと感じたら、おやすみも
いいですよね、、、

URL | あじさい #-
2015/04/19 08:55 | edit

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 |  #
2015/04/20 14:47 | edit

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