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子育てで大事なことってそんなに多くないかも  



こどもが両方高校生になって2年目、子育ても最終コーナーに

きているように思います。

姉妹は年子で、ほとんど年が離れてないにもかかわらず、

いろいろな面で違うことと、海外での生活が数年あって、

なかなか波瀾万丈な18年を過ごしてきました。



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photo by mood kamal
Alone .. but Strogner



子育てを楽しんでやってきました、とは決していえない私。

だから、子育てを楽しんでらっしゃる若い方を見ると、

すてきだな~と思う反面、自分ができなかったことを

思い知らされるようで後ろ暗い気持ちになってしまうんですよね、、、



下の子がなかなか私の思うような発達をしなかったことを憂う気持ちが

ずっとこころの奥底に張り付いていて、それが私をイライラさせたり

ちょうど同い年くらいのこどもたちを見るにつけ、

こころの奥の奥の部分にくらーい陰が落ちるのをいつも感じていました。



でも、最近、発達について、とか子育てについて、とか、

大事なことってそう多くないんじゃないかなあって思うようになりました。



私は、2人のこどもたちがふつうに発達していくのを

良し、としてました。

だから、下の子がふつうの発達をしていかないことに対して

いつもいつも焦って、じれったくて、思い通りにいかないことに

怒ってました。

彼女のふつうじゃない感じにいつも苛立っていました。

親として最低です。



どうして私はこんな風にしか思えないんだろうと考えた結果、

どうも、自分の育てられ方に原因があるんじゃないかと

思うに至りました。



ひとのせいにしてはいけないとは思うんですが、

どうしても、自分が育てられたように、自分のこどもを育てているように

しか思えませんでした。



私が親から、条件付きで愛されてきたんじゃないか、ということを

ぼんやりと考えるようになったんです。

私の両親は、愛情を注いで、何不自由なく育ててくれたし、

それに対しては感謝しているのですが、

いつもいつも、「いい子」にしていれば愛する、「成績がよく良い学校に入れれば」愛する、

という条件が付いているんじゃないか、ということに気づきました。



だから、私も、自分のこどもたちが「いい子」で「成績」がよくないと愛さない、

という子育てしかできなくなっていたんじゃないのか??

それに気づいたのが9年前。気づいても、すぐにそういう思考のクセを変えることは

なかなかできないものです。

30数年もかけて形作られた私の性格や思考や行動パタンは、そうかんたんに

180度ひっくり返すことなんかできませんでした。



時間がかかりました。

教育関係の本を読みあさり、ネットで調べまくり、ネットで知り合った方たちと

会って情報を得たり、話をして助けられた事も多々ありました。



そして、去年の夏頃から、断捨離や片づけを始めて、自分自身に向き合って、向き合って、向き合って

いくうちに、ようやっと辿り着けた感覚があったんです。



子育てに大事なことは、「だいすきだよ」と伝えること、

なにがあっても、「だいじょうぶだよ」と伝えること、

それだけじゃないかな。



発達も大事だし、勉強も成績も進路も大事だし、友達を作ったりも大事。

でも、次女に伝えたのは、「あなたはだいじょうぶ、いままでずっとごめんね」

私も彼女もなみだが出てしょうがなく、、、、

ずっと私が焦ったり心配したりしてきたのをつぶさに見て感じてきた

彼女は、ずっとずっと自分のことを好きになれずに肯定できずに

いたに違いない。



そうやってお互いなみだして以来、次女は変わっていっています。

親からの影響がどれほど大きく、どれほどこどもの人生を変えてしまう力があるのか

本当に私の子育てを悔やむ気持ちが湧きあがります。

それでも、悔やむより、これからもうあと数年しかない、成人までの時間を

見守って、励まして、楽しくおしゃべりしていきたいなと思います。



今日はちょっと重いおはなしでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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category: こども

tb: --   cm: 10

コメント

あなたの味方はここにいるよ。
そう伝えることで十分なんでしょうね。

私も子育てにおいては自分の育てられ方が大いに影響していると思っています。
そう気づくまでがしんどかったです。
気付けば次へ進めるんですよね。

とても共感できる記事で、読ませてもらって嬉しかったです。
あじさいさんは、とても繊細で優しいです。

URL | エル #-
2015/05/30 09:08 | edit

はじめてコメントを書かせていただきます。
こちらの記事を読ませていただいて、
とても共感しました。
うちの子供達はまだ幼児ですが
これからの子育てに少し勇気が持てました。
ありがとうございます。
これからも応援しています!

URL | amoa #-
2015/05/30 16:38 | edit

はじめまして

あじさいさんのことば、心にしみました。

もうすぐ5歳になる息子はほとんど言葉をもっていません。
4月から療育園に入園し、元気に通っています。
小さな発達や成長でも飛び上がるほど喜べる幸せ、かたや、やはりできないことがたくさんあることに対する不安、焦り。


入園して新しい生活が始まった安堵の傍ら、親としては供の発達に関してまだまだ気持ちが揺れ動く日々を過ごしています。

「だいすきなことを伝える」

本当に大切なことですよね。
改めてまた、今日からそのことを胸に息子に向き合います。

あじさいさん、どうもありがとうございます。
改めて

URL | MiMi #-
2015/05/31 08:57 | edit

あじさいさん ご自分を責めないで。
年子の子供を育てることの大変さはいかばかりか・・・妊娠中から上の子の(赤ちゃんを)育てがあり、こそから大変でしたものね。
海外で子育てすることは、日本とは違う困難もあります。
そして、親は誰だってフツーの成長が安心できるのです(人より常に上を目指す親御さんもいますが)
でも、子供は皆神様からギフトをもらって生まれてくる、それは親の望むものと一致している場合もあれはそうではないこともあります。
親も未熟者ですから、「受け入れる」ということに対しては大きなエネルギーを要するものだと思います。
あじさいさん 娘さんに思いを伝えられて本当によかったですね。
今日はまるであじさいさんの成長物語(失礼に聞こえたらごめんなさい)を聞かせて頂いたように思いました。
私もまた、様々な思いをもって子育てしてきました。あるお母さんとの出会いは自分を成長させてくれたと大きく感じています。

URL | きこ #-
2015/05/31 12:06 | edit

Re: タイトルなし

エルさん、こんにちは!!
コメントありがとうございます。

エルさんの仰るとおり、気づくまでがとってもしんどくて。
子供のころからの親との関係を辿っていって、本も読んで
ああ、そうなんだな、とこころの中でぽんと落ちるまで
が大変でした。

でも、そこに至ればあとは、楽じゃないかなと思います。
ぶつかりましたけれどね。

繊細で優しいとのおことば、気恥ずかしいですが、ありがたく
思います。

今回の記事を書けたこと、ひとつ前へ進めた気がします♪


URL | あじさい #-
2015/05/31 14:48 | edit

Re: タイトルなし

amoaさん、はじめましてこんにちは!
コメントありがとうございます!!

お子さん、まだ小さいんですね。
いいですね~♪

最近、街中や道端で、小さいお子さんを見るにつけ、
頬が緩んでにこにこしちゃってます。
自分のこどもたちが小さいころにちょっとだけ戻れたらなぁと
叶わぬ思いが浮かんできたりもします。

ぜひ、今の小さい頃の得難い時間を大切になさってくださいね。
ほんとにほんとにすぐに時間は経ってしまって、あっという間に
大きくなっていきます。
大きくなったらなったならではの楽しみももちろんありますが。

その時にはなかなか気づかずに毎日過ごすことが精一杯だった私
ですが、そのいちにち、いちにちの大切さを今頃になって気づいたり
もしますので、、、

URL | あじさい #-
2015/05/31 15:04 | edit

Re: はじめまして

MiMi さん、はじめましてこんにちは!!
コメントありがとうございます!

言葉。
実はこれが私が危惧し続けてきたいちばんのことなんです。
理解はできてそうなのに、発語がとても遅くて。
そこに吃音も入ってきてしまったんです。

言葉が出てこないと周りとの関係を築くのもなかなか難しく、、、
それでも、彼女のもつ発達の段階を少しずつ上ってきているように
思います。

その発達に必要なのは、心配でいろんな本を読んだり、病名を見つけようと
ネットをさまよったり、発達センターを探し回る母親ではなく、
大丈夫なんだよ、というメッセージを送り続けることだったんだ!!
と今になって気づくというていたらくです、、、

MiMi さん、私のしてしまった失敗をしないように、ぜひ、毎日毎日
だいすきだ、と伝えてあげてくださいね。

これができるから、わかるから、じゃなく、あなたの存在それ自体がありがたく
なにごとにも代え難いんだ、ということを伝える。そこからやっと
発達や、言葉や、勉強などが始まるんだ、と思うのです。

冗長になってごめんなさいね。
かわいい盛りの5歳という時期、大事に愛おしんでお過ごしください。

URL | あじさい #-
2015/05/31 15:22 | edit

Re: タイトルなし

きこさん、こんにちは!いつもいつもコメントありがたく読んでいます。

年子を育てるのは大変でした。周りの協力にとても感謝しています。

下の子は言葉遅く、日本語が年のわりに満足に話せない状態で海外に
行ったことが大きく影響しているのだと思いますが、その時にベストな
選択をしたのでそれについては後悔はありません。

しかし、日本語入っていない状態での外国語の会得は難しく、同い年の
子供たちがどんどん外国語を話していくのを見るのは結構つらい思いも
しました。

>でも、子供は皆神様からギフトをもらって生まれてくる、それは親の望むものと一致している場合もあれはそうではないこともあります。

ほんとうにその通りで、彼女の持ったすばらしいギフトに目を向けずに来てしまったんです。
これからは、ないことに目を向けるんじゃなく、彼女の持つすばらしさに向き合っていこうと
思っています。

私の成長物語。そうかもしれません。
今回の記事のようなことを、夫以外のひとに語ったことがなく、こうやってここに書けた
ことは、私自身の大きな前進だなあ、なんてえらそうに思っています。


URL | あじさい #-
2015/05/31 15:37 | edit

 はじめまして。いつも、いろいろ勉強させていただいています。

 今回の内容、すごく心に響きました。
 現在第3子妊娠中で、5歳男児と2歳女児のワーキングマザーです。
 
 5歳の息子について、来年小学校入学ということで親として気負いすぎて、息子の欠点ばかりが目につくようになり、毎日、怒りがおさまらず怒鳴ってばかりいました。
 息子は、それなりに健康で、保育園も頑張って通ってくれていて・・・ブログを読んで私は息子の何に不満だったのだろうと考えさせられました。

 先日息子が発した言葉・・・「どうせ、僕、馬鹿だから・・・。」

 自己肯定感を失いつつある息子のこの言葉に、幼い頃の自分が重なり、良い子で頑張っていないとダメな自分、いつ何にキレルかわからない両親への気遣いで摂食障害になるまで追い込んでしまった自分のことが重なり、ああ、親と同じことを繰り返そうとしている、負の連鎖を断ち切らなければと悩んでいました。

 あじさいさん、大切なことを教えてくださりありがとうございました。

URL | しまねずみ #-
2015/06/01 17:03 | edit

Re: タイトルなし

しまねずみさん、はじめましてこんにちは!!
コメントくださってほんとにありがとうございます!!

5歳と2歳のお子さんと新しくうまれてくる赤ちゃんの3人のお母さん!!
そして働いてらっしゃるんですね!
すばらしいです。

仕事と家事でお忙しい毎日のなか、親の思い通りになってくれないと
思い込んでいる、いちばんの上のお子さんに、気持ちをぶつけてしまうのは
とてもよく分かる気がします。

でも、きっと、ご自分でお子さんの何が不満だったんだろう、、、と
気づかれたということは、これから少しずつ修正していけばいいのだし、
自分を変えていけるんだと思います。

私もそうでしたが、しまねずみさんの育てられ方にその原因みたいなものを
見つけられたこと、そこに気づけたことで、何かが変わっていくように
思います。



子供さん3人なんてうらやましい!!
私も今頃になって、3人産めばよかったかなあなんて思っています。


負の連鎖を断ち切りたいですね。わたしも本当にそう思います。

URL | あじさい #-
2015/06/02 16:25 | edit

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